こんにちは、みちたろうです。
久しぶりに株購入までにレポートを書くのが間に合わず、事後に書いています。
ってことで、急いで書いたのでさっそく本題へどーぞ。
野村不動産ホールディングスの概要
業種分類は「不動産」、「プラウド」ブランドのマンションがメイン事業。
マンション業界では業界をけん引する企業のひとつです。
データから見る野村不動産ホールディングス
この投資では将来的なインカムゲイン(配当)の利回り増加を期待しています。
そのため、企業の継続的な事業成長と、株主への還元としての配当関連を中心にチェックしていきます。
配当利回り
調査時の配当利回りは3.47%、予想配当利回りは4.09%でした。
(配当利回り:24年3月期の1株配当140円 ÷ 株価4,039円)
(予想配当利回り:25年3月期の1株配当予想165円÷株価4,039円)
参考までに、2024年5月プライム市場の平均利回りは2.12%です。
売上高・営業利益・純利益
どの指標も着実に伸ばしており増収増益を続けています。
チャート上に数字は載せていませんが、直近5年の平均伸長率でみると売上よりも営業利益、営業利益よりも純利益の方が高くなっています。
コロナからの回復タイミングで事業効率を伸ばしているように見えます。
営業利益率・ROE
営業利益率の推移をみると、ここ数年は上向き傾向で推移しています。
売上高を伸ばしているなか営業利益率も伸ばせているというのは好印象。
今期の予想をみると営業利益率の伸びはひと段落となる見込みです。
ROEは直近では10%をやや下回る水準で推移。
純資産額は大きくしながらもROEの水準は維持しており、波のない安定した経営を行っています。
ROE = 純利益÷純資産
(* 本チャートでのROEは上記の計算式で算出したもの)
1株利益
1株利益は2021年を境に上向き傾向。
自己株式取得などにより株式数も減らしており、株主還元が進んでいます。
1株配当・配当性向
1株配当も増加を続けており、13期連続の増配予定となっています。
配当性向も徐々に高めながら株主還元を進めているようです。
まだ40%を下回る水準であり、急激な上昇もないまま配当性向を高めていっているのは、長期的な目線でも株主還元が続くことが期待できます。
株主還元方針
直近の決算発表の中では配当を重視した株主還元方針を掲げており、
配当性向の引き上げ、DOE4%を下限とするといった基本的には増配を継続させることを宣言しています。
(出所:2024年3月期 決算説明資料)
野村不動産ホールディングスのレポートいかがでしたか?
今回は企業の特徴はあまり掘り下げしませんでした。
安定した経営を続けている王者企業なので、どこかが特化しているというより全部強い。
そういった企業が予想配当利回り4%を超える水準で買えたのでラッキーでした。
定期的にウォッチしているとたまにタイミングよく割安で買えるのも積立投資の醍醐味です。
それでは、よい投資ライフを。