こんにちは、みちたろうです。
今月から投資のラインナップに個別株式も加えていくことにしました。
銘柄選定の際に考えたこと・気が付いたことなどを記録として残していこうと
筆をとっています。
今月の個別株:ENEOS(5020)
今月はENEOS(5020)を購入。
488円×20株、9,656円分を購入。
【基本情報】 市場:東証プライム市場 業種:石油・石炭製品 決算月:3月
選定ポイント
本銘柄を選定するにあたって、次のようなことに注目しながら選びました。
1. 配当利回り 2. 配当に対する意向 3. 決算の状況
配当利回り
選定時点の配当利回りが4.57%あり、比較的高い利回りを期待しています。
株価:482円
直近1株配当:22円
東証プライム市場の平均利回りが2.46%なので、2%以上高い利回り水準です
(出所:日本取引所グループ-その他統計資料)
短期売買での鞘取りはスタイルが合わないので、中長期でのインカムゲインを軸にしたいと考えています。(やっていく中で方針変わるかもしれないですが)
配当に対する意向
ENEOSが発表している中期経営計画の株主還元方針を読むと、
「安定的な配当継続に配慮し、22円/株の配当を下限とする」
ことが、説明されています。
(出所:第3次中期経営計画)
つまり今の1株配当22円よりは下げないよ、と言っています。
今回購入した株式を売却しなければ、企業方針としては4.5%のリターンを守る最大限の努力をするといってくれているので、リターンの安定性としては目安になりました。
(当然、業績により方針が守られないこともありますが)
ちなみに、ENEOSのこれまでの1株配当の推移は以下のとおり。
決算月 | 1株配当 |
2019年3月 | 21円 |
2020年3月 | 22円 |
2021年3月 | 22円 |
2022年3月 | 22円 |
2023年3月 | 22円 |
増配の見込みも薄いですが、安定した配当は期待できます。
仮に配当が1円あがると4.5%の増配になるので、中長期目線で増配が起きると利回りアップも実現します。
決算の状況
2023年3月期の業績をみると、営業利益は前年比マイナス成長でした。
主要事業であるエネルギーセグメントと金属セグメントがその主要因。
エネルギーセグメントでは、為替レートの急変動により高く仕入れた在庫が安く売られたため。
(タイムラグ反転、という言い方をするらしい)
金属セグメントでは、鉱山売却による損失が影響しています。
金属セグメントの損失は前期限定であるため今期からは回復見込み、エネルギーセグメントも為替急変動で発生していたタイムラグが解消されるため増益予定と説明されています。
ただし、前提となっている為替レートは1ドル130円となっているものの、現時点では1ドル140円台。
特にエネルギーセグメントでは影響を受けるだろうと考えると、本計画策定時点での想定ほど円安が解消はしていなさそうです。
僕個人としては、中長期でホールドする方針なので、ここは解消タイミングが少し先送りになるだけかなと考え大きな問題とはとらえませんでした。
(出所:2022年度通期決算説明会資料)
記念すべき第1段のENEOSを選択した考え方を記載してみました。
資源系の銘柄なので比較的安定した運用ができるかなと思っています。
増配・減配はあまりなさそうかなと思うので、今回の購入額をベンチマークにしながら
値下がりしたら追加で買う、くらいの目線で気長にウォッチしていこうと思っています。
個別株は2週間に1回~1か月に1回くらいのペースで追加購入していこうとしています。
このブログでの記録も継続しつつ、銘柄選定目線を磨いていく予定。