こんにちは、みちたろうです。
電車に乗らない範囲であればサイフを持つことはほぼないくらい、キャッシュレスの恩恵をあずかっている今日この頃。
めんどくさくない範囲で、シーンによって決済手段を使い分けてはいるのですが
なににいくら使ったかは1か所でチェックしたいものです。
(いろんなところをチェックするのはめんどくさいのよ)
そんなわがままをかなえてくれるのが資産管理アプリ。
最初の設定はめんどくさいのですが、それさえ終わっちゃえばスマホの中に勝手に記帳してくれる家計簿が作られるので気になったときにアプリを開けば自分の資産状況が分かっちゃうすぐれもの。
いろーんなアプリが競争しているので有料化するサービス・撤退するサービスも日々でてくるのですが、今回は使っているサービスが撤退してしまいました・・・。
これは大変、新たなサービスを探さなくては!
と調べた結果をまとめたので読んでみてね。
おかねのコンパスのサービス終了
2022年の12月マネーフォワード無料版のサービス縮小の連絡がきてからというもの、
これに代わるサービスとしてたどり着いた「おかねのコンパス」を愛用してきました。
しかし!
おかねのコンパスも時代の流れに逆らえなかったのか、2024年6月をもってサービス提供が終了されることが発表されました。
おかねのコンパスによるアナウンスはこちら:
https://mcpass.ttdp.co.jp/news/2024.html#ttdp_info_20240401_01
せっかく見つけた資産管理アプリとの別れに絶望を感じながらも、
アプリ管理の便利さに依存しきってしまった体は次の代替サービスを求めざるをえず、
新たなサービスを探して旅に出たのであった・・・。
資産管理アプリに求めるものは何か
新たな資産管理アプリを選ぶ前に「そもそも資産管理アプリってなんで必要?」について頭の整理をします。
世の中では様々な種類の資産管理アプリ(家計簿アプリ)が使われており、どんな使い方をしたいか・どんな機能が欲しいかによって、アプリの選び方も変わってきます。
今まで使ってきたアプリは何がよかったのか?という視点から、僕が求める使い方について整理をします。
1.総資産額が見えること
僕は、FX、株、投資信託、暗号資産、など様々な種類の投資を行っています。
それぞれの金融機関で保有している資産の金額や発生する取引は日々変動しており、「今時点でトータルの資産額はいくら?」がアプリで簡単にチェックできるのは非常に助かっています。
細かく記録はしていないのですが「去年に比べて総資産額がXXX増えたな」ということがすぐ分かり、単純にモチベーションにつながっています。
ただの自己満足なのですが、感覚ではなく数字として結果が見える化されているというのが僕にとっては大事なポイントです。
2.各金融機関との自動連係がされること(記録・管理の自動化)
資産管理は全部手作業でもできるのですが、上のポイント1つ目で書いたように運用方法が多くなるとそれぞれの口座の内容を確認し集計するのも大変な苦労です。
記録のために多くの時間はかけられないので、自動で情報をとってきてくれる連携機能はとても重要です。
連携機能がそもそも存在することに加え、以下の2つが大事です。
- その資産管理アプリが連携できる金融機関が多いこと
- ひとつのアカウントから連携できる上限数が多いこと
ひとつの資産管理アプリだけで、自分が利用している金融機関ができるだけ多くカバーされていなければ一元管理ではなくなってしまいます。
3.取引内容の確認ができること
3つ目は投資の観点からは外れますが、過去に助かった実体験から。
主にクレジットカードの利用通知が届くので、不正利用された際の発見が早くなります。
クレジットカードHPで利用履歴を確認することってほぼなくないですか?
さらに銀行自動引き落としになっていると額が大きくない限り不正利用に気が付きにくいです。
今使っているアプリでは、クレジットカードの利用ごとに取引履歴が取り込まれ、そのタイミングで内容を確認できます。
過去にクレジットカードを不正利用されたことがあったのですが、この通知機能により気が付くことができ被害を止めることができました。
最近はクレジットカードごとにスマホアプリやメールで利用額に応じた通知がくるものも多いので、資産管理アプリの機能でなくてもカバーできるケースもありますが、個人的には重宝している機能です。
その他の前提
僕にとっての重要なポイントは上に書いた通りですが、それ以前の前提条件がいくつかあるので記載しておきます。
- 無料で利用できること
- スマホアプリで利用できること
今回は無料での利用に絞って検討しました。
スマホ完結というのも大事です。パソコンを開くというのはどうしても腰が重くなるので、必要な時にスマホでパパっと完結できるものでなければ継続できなくなってしまいます。
おまけ:僕にとっては重要ではない機能
アプリによってはすごいアピールしているものの、僕にとってはそれほど重要でないなと思った機能もありました。
- レシート撮影による自動記録機能
- 家計簿的な分析・レコメンド機能
ひとつめは、買い物をした際のレシートを写真でとるとその文字情報から支出データを作成してくれるという機能。
技術としてはすごいし、家計簿を細かくつけたい人にとっては重宝するようです。
ただし、
僕の場合はそれほど細かい費目で管理していないこと、
ほとんどの支払はクレジットカードやQR決済を使っており自動連係機能で記録してもらえること、
この2点の理由からレシートの内容を手入力するシーンがほぼないので必要性を感じませんでした。
ふたつめの、分析・レコメンド機能についても、そもそも「家計簿的な支出を抑えるための使い方」を求めておらず、どちらかというと投資で増えた資産をチェックするような使い方をしたい、というスタンスの違いにより必要性は感じていません。
結論:僕が選んだ資産管理アプリは「三井住友信託スマートライフデザイナー」
で、結論としては「三井住友信託スマートライフデザイナー」を利用し始めています。
三井住友信託銀行が提供しているアプリですが、銀行の口座を持っていなくても利用できるのでご安心を。
おかねのコンパスと比べたメリット・デメリットはありますが、おおむねできることは変わらないままアプリ管理を継続できています。
おかねのコンパスと比べたメリット・デメリットは何があるの?をここからご紹介。
おかねのコンパスと比べたメリット
カテゴリが中分類まで選択可能
おかねのコンパスでは大分類しか選択できなかった勘定科目カテゴリが、中分類まで選べるようになっています。
例えば、「食費」という項目を例にとると、
おかねのコンパスで選べるカテゴリ:
「食費」
スマートライフデザイナーで選べるカテゴリ:
「食費」
「食料品」
「外食」
「朝ごはん」
「昼ごはん」
「夜ごはん」
「カフェ」
「その他食費」
というように、かなり細かい分類までできるようになっています。
カテゴリが細かいほど振り返るときに利用用途が明確になるのでありがたいですね。
資産・負債の推移が見れる
おかねのコンパスではその時点での残高は確認できたものの、過去からの推移は見ることができませんでした。スマートライフデザイナーでは資産・負債のそれぞれに分けて推移が確認できます。
見ることができるのは総額の推移だけで、内訳ごとの推移は見ることはできないのですが、
人によってはニーズがありそうです。
日々チェックするものではないですが、数年単位で振り返ったときに資産額の変化が見えるのは地味にありがたいです。
おかねのコンパスと比べたデメリット
ECサイトの利用明細は連携できない
Amazonや楽天といったECサイトの連携はできませんでした。
クレジットカードは紐づけできるのでそちらで利用明細は取れるのですが、アマギフやポイントなどで購入した履歴は残らないので人によっては一部把握できなくなる収支が発生しそうです。
資産管理アプリ、乗り換えるときに各金融機関との連携設定をしないといけないのでめんどうなんですよね。
めんどうなので、いろんなサービスをとりあえず使ってみるという方法は躊躇してしまいます・・・。
この記事が、とりあえず使ってみるの前の参考になると幸いです。
それでは、よいマネーライフを。